2018年3月9日金曜日

カンボジアロボット工学交流3日目


ជំរាបសួរ チョムリアプスオ(クメール語こんにちはの意)
井上晴渡です。
カンボジアロボット工学交流3日目(3月8日)を無事終えました。本日は王宮、国立博物館、トゥールスレン博物館、ワットプノンを訪問しました。

まず初めに王宮を訪問。国王の住む王宮自体は写真撮影が禁止でした。王宮に国王がいるかどうかは旗が上がっているかどうかで判断できます。(日本の自衛隊や旧海軍でも船で近いことをしています)今回、旗は見られませんでしたので国王は不在でした。王宮敷地内には多くの建物が立っていました。その中でも特別な行事で使われる迎賓館は多くの文化を取り入れたものでした。(画像1)白はヒンドゥー教を、黄色は仏教を、写真では見づらいですが、屋根の上にある頭はアンコール教を示しているそうです。


画像1 迎賓館
着る衣装は日によって決まっていて、日曜日から土曜日にかけて、
黄緑赤紫
だそうです。(画像2)本日は木曜日でしたので、仏像などの衣装も緑でした。
画像2 衣装の色

次に国立博物館を訪問しました。ここではアンコール時代から現在に至るまでの宗教的な像を展示していました。(画像3)画像のビシュヌ神は顔つきがもともとのインドのそれではなくアンコールワットの王様をまねて作ったものになっています。手には人間を構成する要素を抽象するものを持っています。左下の手から時計回りに、
土(骨) 太陽(体温) ほら貝(水) 風(呼吸)です。


画像3 ビシュヌ神



カンボジアは古くは現在のタイ、ベトナムまで広がる大きな国でした。しかし、数々の戦争ののち、現在の領土となりました。(画像4)

画像4 旧国土(赤色)現国土(茶色)

その後レストラン「friends」で昼食をとりました。(画像5)サラダ、魚、肉料理すべてにマンゴーが入っていました。一見合わないように思えますが、甘さがアクセントとなり、とてもおいしかったです。
画像5 左から魚(マンゴーのスライス)、肉(マンゴー)、サラダ(マンゴー)


次にトゥールスレン博物館を訪れました。ここは写真撮影可能でしたが、撮れるような雰囲気ではなく、撮る気分でもありませんでした。以下の文章はグロテスクな表現を含みますが、できれば最後まで読んでいただきたいです。

ここはポルポト政権時代、政治犯を収容する収容所でした。収容された人は2万とも言われ、ここから生きて出た人はわずかに8人でした。カンボジアの革命のリーダーであるポルポトは農民層の支持を得るため、多くの知識人を殺しました。この収容所でも収容者が反乱分子と判定されると収容者を殺しました。しかし、その多くの人は無罪で、毎日行われる残忍な拷問により自白を強要されたのでした。また、当時物資不足のため銃は処刑に使用されず、斧やシャベルなどでベッドに縛り付けた収容者を処刑しました。この博物館では収容者の殺害時の写真や、遺骨、拷問器具、収容施設を見ることができます。この収容所はもともと高校で、学生の笑い声が響き渡っていたといいます。しかし、収容所となり、高校の遊具すらも拷問用具に変えられ、毎日拷問による悲鳴が響き渡る恐ろしい施設となりました。この博物館にはまだ伝えるべき多くの歴史がありますので気になった人は調べてみてください。

最後に、ワットプノンを訪問しました。ここはプノンペン最古の寺院と呼ばれ、プノンペンの仏教の起点となりました。(画像6)ワットはお寺の意味でプノンペンの町の名前の由来となったお寺でもあります。
画像6 ワットプノン
古い言い伝えでは、昔、ペンさんという女性がメコン川の増水時に4体の仏像見つけ、それをお寺に祭ったことからできたといいます。商売繁盛に良い効果をもたらすお寺ですが、若い人の色恋沙汰はペンさんが怒るため、お願いしてはいけないそうです。
(私には関係ありませんでしたが...)

最後に、プノンペン市内のイオンモールに行きました。私はダイソーで150円と書かれたスリッパが売られていたので、試しに日本円で200円をレジで出してみると、満面の笑みで断られました。ダイソーは$1.9均一でした。(高い!)
私はめげずにゲームコーナーにある「太鼓の達人」に1play 100Yと書かれていましたので、日本円で100円を機械に入れると、百円玉は吸い込まれて消えました。プレイすることも、返金することも叶いませんでした。後から見ると、店専用のコインを3枚入れるとプレイできるとしっかり書かれていました。

明日はいよいよカンボジアの学生とロボコンを行います。
ではまた明日。

0 件のコメント:

コメントを投稿

カンボジア工学交流8日目

ជំរាបសួរ ឈ្មោះHarutoInoue カンボジアロボット工学交流8日目を無事終えました。 最終日である8日目は、成果報告会、セントラルマーケット訪問を行いました。 成果報告会では、私たちは「観光客から見たリエルの利便性」の面から発表しました。日本の...