2018年3月8日木曜日

カンボジアロボット工学交流2日目

4年機械工学科井上晴渡です。
カンボジアロボット工学交流2日目を無事終えました。
本日は、日本大使館、教育・青少年・スポーツ省、日系企業を訪問しました。

日本大使館ではカンボジアと日本の交流の歴史を学びました。
実は今年は日本・カンボジア交流関係65thの記念日です。
カンボジアとの交流は16世紀からあったそうです(アンコールワットに当時の日本人の落書きが残っている)が、日本はその後鎖国体制に移行しました。日本政府が設立してからの外交関係は1953年に樹立されました。そこから数えて65thとなります。
日本大使館はこの記念のロゴを、カンボジアの高校生から募集しました。選ばれた作品は扇子をかたどったものとなりました。(画像1)
画像1 日本・カンボジア交流関係65thロゴ
画像は在カンボジア日本大使館HPから抜粋 http://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000079.html
日本はこれまで橋、水道、電気、道路、地雷除去、医療の面でカンボジアを支援してきました。例えば、日本の支援でできた浄水施設は近隣国で1,2位を争う性能です。
場所によって水道管の整備が行き届いていないため水道水を飲むことはできない
しかし、日本としても単なる支援だけではなく自立を促す人材の育成に力を入れていると感じました。実際に最近ではカンボジアがイラクの地雷除去を支援するなど、日本からの支援でノウハウを獲得し近隣の国を支える立場になっている面もあります。カンボジアへの支援は非常に成功している印象を受けました。

次に、私たちは日本大使館を後にし昼食をとるためレストランに移動しました。
昼食はクメール料理のバイキングでした。私は「カンボジアでしか食べられないもの」をと、見たことない料理をメインに取りました。(画像2)個人的に好きな料理はトムヤンクンとフォー、あとは名前のわからないタイ米を用いたチャーハンです。
画像2 なんかの手(足)
その後、教育・青少年・スポーツ省を訪問しました。
政府の方と一人ひとり英語&クメール語でのあいさつのちカンボジアについてお話を伺いました。カンボジアの繁栄のためには基礎教育と研究、技術分野の教育二つを並行して行い、多角的な面から発展させる必要があるとおっしゃっておられました。カンボジアは内戦、ポルポト政権(明日詳しく書くと思います)の影響で人材教育水準の低下、インフラの劣化が起こっており復興のためにはこれらすべてを同時に行う必要があると私も感じました。

最後に、日系企業ミネビアミツミ株式会社を訪問しました。(画像3)この会社は主にベアリング(径の小さいもの)、ステッピングモーター、スマホの液晶バックライトを製造しています。ハンドスピナー持続時間世界記録(24分46秒)を保有し日本でも有名です。
動画 http://www.minebeamitsumi.com/movie/cm/index.html
画像3 ミネビアミツミ正面入り口
特にステッピングモーターはロボコンで使うような大型のものではなく、カメラのオートフォーカスに使われる米粒レベルの物でした。(画像4)このような精密機械を扱えるカンボジアの工場は少なく、非常にレベルの高い工場であることがうかがえました。
画像4 米粒ステッピングモーター(MA:マイクロアクチュエータと記入があるほう) 
現在多くの企業がカンボジアに進出してきています。その理由の一つとしてアジアの国々での人件費の上昇が挙げられます。特に、日本が電子部品工場を多く持つ隣国タイで影響が大きく、工場をカンボジアに移す、分散する会社が多くいるようです。
工場見学で一番に感じたのは女性従業員の多さです。見学した工場で働く従業員のうち8割から9割が女性でした。これは女性は手先が器用で精密機械を作るのに適しているためと、ミネビア社の社員寮が充実しているためです。これから工場の数も増える予定で、従業員数も増やす予定だそうです。カンボジアの市場はどんどん拡大しているという現実を実感することができました。

夕食は企業の集合する地区にある「レストラン東京」でいただきました。なんと日本食!(画像5)カンボジアで食べれる日があるとは思わなかったので、懐かしい味に感動しました。
画像5 肉じゃが


明日は王宮、トゥールスレン博物館等を視察する予定です。
ではまた明日。

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